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■お父さんの「手作りお菓子」講座■ 第9号 2000/10/24発行
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こんにちは〜、お父さんです。
山を歩くと、アケビが鈴なりにぶら下がっているのを発見しました。子供の頃はよくとって食べたものです。久しぶりに食べてみましたが、その上品な甘さはどんな種類の砂糖を使っても再現できないだろうと感心しました。ただ、あの種の多さには閉口します。
ということで、今回は同じく山を歩いて見つけた昔なつかしい山ぶどうのジャムを作ってみました。
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●秋を食べる:やまぶどうのジャムつくり
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■作り方の説明
1.やまぶどうの実をよく水洗いします。
2.なべにやまぶどうを入れて、水を加えてガスにかけて煮ます。
3.実が柔らかくなってきたら、砂糖(グラニュー糖がよい)を果実の3分の1量くらい加えて、木しゃもじでかき混ぜながら弱火で煮詰めます。うかび上がってくるアクはすくいとり捨ててください。
4.気長に煮詰めていくと、トロミがついてジャムらしくなります。家庭用ですぐにつかうことを考えれば、そんなに甘くする必要はないと思います。甘く煮詰めるほど保存性は高くなります。個人の好みで甘さは加減してください。
5.熱いうちにフタのできるガラスビンに入れて、フタをして冷蔵庫で保管してください。
■できあがり
果実そのものは酸味がつよく、食べにくかったのですが、ジャムにすることによって、心地よい酸味に落ち着きました。甘味もちょうどよかったのですが、少し煮詰めすぎて固くなりました。
ジャムにするには酸味がある果実のほうがつくりやすいです。もしジャム状になりにくい場合は、ペクチンという添加物が薬局で購入できますので、少し加えてみるとよいでしょう。とても簡単にできますので、気軽に作ってみてください。
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先回のパウンドケーキ作製後日談
焼き上がりが硬かったので、一日おいて水分を戻せばしっとりすると思ったのですが、あまり変わりませんでした。多分、バターと卵を加えてクリーム状にするときに分離してしまったため、小麦粉を加えて混ぜるときに小麦粉の足(グルテン)がでてしまったのでしょう。この分離を防ぐには、バターと砂糖を混ぜるときに少量の大豆レシチンなるものを入れると乳化がよくなります。
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