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黒大豆茶開発秘話?
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それはお袋の作った黒豆から始まった |
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1999年の秋、稲の刈り取りも終わり、やれやれと一息ついた11月ころだったと思う。
うちのお袋が作った黒豆が豊作でいっぱい取れた。もちろん自家消費分として作ったのだが、それでもまだ余るので、だれか買ってくれないかなあ〜と、家族で話していた。
親父は毎週通っている病院の待合室で農家の人が野菜を売りに来ている、と言ったが、黒豆を病院で買う人がいるとは思えない。ここではすぐに食べられるものでないとダメだ。そしたら、お袋は、「お父さんが病院に行くとき、私も一緒に行く。お父さんが診察してもらっている間、病院の近辺の家に、売り込んでみる。」というではないか。まあ、多分そう言ってみるだけで、実際はやらないんだろうなと、私も親父もそのとき思った。
それから2週間もたったある日の夕食のとき、「ぜんぜ〜んダメダッタ」とお袋は話し出した。聞いてみると、今日親父が病院に行っている間、5件くらいまったく知らない家に行って、「黒豆こうてや〜(買って下さい、の佐渡方言)」とセールス?して歩いたのだそうです。これには私がぶったまげました。ほんとにやってしまったの?こわいもの知らずですね。結果は予想通り、何しに来たんだ、という顔をされて1袋も売れなかったそうです。ちなみに3合で300円で売ろうとしたようです。
落胆するお袋に、私は慰めるように言った。「それじゃあ、俺が売ってやる。」だけど、豆そのもを売ってはだめだ。私は内心黒大豆は今、ブームになっていることを知っていたので、なんとかなるんじゃないかと思ったのだ。では、どうするか。私の家では、お茶がわりに黒大豆を焙烙で炒ってこれをヤカンに入れて煮出したお茶を飲んでいた。これが香ばしくておいしかったので、これなら売れるんじゃないかと考えた。
これが、「黒大豆茶」を販売するきっかけである。あとはどこに売るかだ。インターネットの米の産直がようやく軌道に乗ってきたこともあり、この商品もネットで売ってみよう。ということで作ったのがこのホームページである。この黒大豆茶の注文があると、お袋は嬉しそうに黒豆を炒ってくれる。 ひょっとして、これって親孝行したのかな?・・・。
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■黒大豆茶はこんなお茶です。 |
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