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■お父さんの「手作りお菓子」講座■ 第1号 2000/8/2発行
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こんにちは。お父〜さんです。
夏本番、暑いですね〜。
セミの鳴き声がさらに暑さを倍にしているような気がします。
さて、今回の内容は、↓↓↓↓↓↓↓です。
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★なぜ手作りクッキーはおいしいのか?★
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これについて、私が思うには次の4つが考えられます。
■自分で作ったものは、思い入れがあるので美味しいと感じる。■
ただし、作った本人がそう思うだけです。
これはどんなことにもあてはまる普遍な原理ですね。
しかし、これも失敗ばかりすると、見るのもイヤという結末が待っています。
■いい材料を使う。■
いわゆるスーパーなどに売っている大手メーカーのお菓子は、「安くてうまい」を目指さないと、お客は買ってくれません。そこで、安い原料を使ったり、香料などで本物の味に似せています。
一方、個人で作る場合、お菓子の材料はスーパーなどで、バターや卵を買ってきて使うのが普通です。お菓子の場合、バターは最高の材料です。メーカーでは原価が上がり、なかなかバターを使うことができません。マーガリンやせいぜいショートニングとの併用です。
また、卵もメーカーでは冷凍の液卵をクッキーなどの干菓子には使う場合が多いようです。これなら、いい材料を使える手作りのほうがおいしいわけです。
■機械で成型(思いどうりの形に整えること)しない。■
つまり、手作りの場合は、形を整えるのも手でやるので、高配合のレシピで作ることができます。
メーカーのお菓子は大量生産しなければならないので、機械で成型しなければなりません。つまり、機械がトラブルなしに動くように、機械にレシピを合わせなければなりません。これは一般的に配合を落とす方向になります。
また機械で成型すると、生地(種)が練られたりして、物性が変わり食感が悪くなることが多いのです。
■作ってすぐに食べることができる。■
これが一番の要因かもしれません。クッキーは焼きたてに限ります。スーパーに並んで いるお菓子は、工場→問屋→小売店→消費者、という経路をとるので、出来てから1月以上は経過しているでしょう。
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★それでも自分で作ったものより、メーカーのお菓子のほうがおいしいとお嘆きのあなたへ
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これはもう、技術の差です。
メーカーはプロです。これで食っていかなければなりませんので、1つの製品を作るのに数十回、いや数百回の試作を行って味や形を決めているのです。
趣味で本を見ながら1回作るだけでは、なかなか美味しいお菓子を作るのは、ハッキリ言って難しいかもしれません(オイオイ、今から言い訳してどうなる!)。
何事も、継続しないとうまくなりません。
それでも、添加物など使わないで作った手作りお菓子は安心して食べられますね。
メーカーのお菓子の原材料表示を見ると、香料、乳化材、安定材、着色料などこれでもかというくらい、添加物が並んでいます。
そんな訳で、今回の講座は終わります。
●次回の内容は「お菓子の作り方、解説本の盲点」を予定。
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