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TEN-TECの 9-BAND Shortwave ReceiverキットNo.1253の製作


アメリカのメーカーであるTen−TecのBCLラジオのキットを個人輸入して製作してみました。
全体像
・入門用の再生式レシーバーです。
・TR5個、IC3個使用。
・受信周波数 1.8〜22MHzを9バンドに分けてカバー。
・12VDCまたは乾電池8個使用。
・SSB,CWも受信できるが復調はできない。
・価格 59$ (航空郵便送料 37$かかりました)。




基盤

ケースがつや消しブラックの金属製でがっしりしており、高級感があります。
組み立ては、とても詳しい英語のマニュアルが付いてきますので、辞書片手にすればなんとか組み立てることができます。
ガラスエポキシのしっかりした基盤にはシルクスクリーン印刷で部品の配置が書かれており、安心してハンダ付けできます。
バンド切り換えスイッチのインジケーター発光ダイオードの基盤へのハンダ付けは、フロントパネルに合わせて見てから、ダイオードの足の長さを決めてください。ここが一番のポイントでした。

さて調整ですが、1箇所だけです。再生がかかるようにピギャーという音が高い周波数バンドで鳴るように、トリマーをゆっくり回してください。これだけです。測定機もいりません。
再生式レシーバーでの受信はコツがあり、感度が一番よくなるように再生ボリュームを回して調整する必要があります。これは馴れて来るとマニアックな感じで楽しくなります。またこのレシーバーはRFゲイン調整用ボリューム、ファインチューニング用ボリュームがあり、価格の割には操作する楽しさが味わえます。
6M長のワイヤーアンテナを繋いだだけなのですが、感度は意外によいのに驚かされます。海外日本語放送は大体受信できます。ただ、選択度は甘く、強力な電波があると、そのバンド中その局が聞こえたりしますが、価格からして仕方ないでしょう。
また、AGC回路がないのでフェージングの影響をモロに受けます。でも加工されていない生の電波を受信しているのだという気分になります。
音量も十分過ぎるほどで、しっかりした本体と大きな空間のせいか、とてもよい音で聞くことが出来ます。
この種のキットは日本にはほとんど見かけません。しっかりとした作りなどはさすがアメリカだなあと、あらためて感心しました。
十分実用になるキットで、個人輸入しても損はしないと感じました。


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