家庭で美味しいご飯を炊く方法を教えてください。東京都の永田さんからの質問です |
まず、皆さんのお便りの中から紹介しましょう。
・最近ガス炊飯器を買ったので美味しいご飯が食べられます。
川崎市の岩城さんからのお便りです。電器炊飯器よりも、ガスのほうが火力が強いのか、美味しいご飯が炊けます。私の家でも、ここぞというときはガス炊飯器を使っています。
・イオン交換水で米をといで、ミネラルウォーターで炊くと、とても美味しいご飯ができる。
埼玉県の村山さんからのお便りです。ご飯の90%以上は水分なのですから、おいしい水で炊くことも一理ありそうですね。
なお、先日ラジオを聞いていたら、おいしい水で米を研ぐのは美味しくなるし理想的なのだが、米を研ぐのに多量のおいしい水が必要なので、不経済。そこで、米を研ぐのに最初の水においしい水を使い、後は水道水を使用すれば、おいしく炊けるという話しをしていました。なんでも、米の吸水は最初の研ぐ水から70%は吸収されるのだそうです。
いっぱんに、よくいわれている美味しい炊き方を紹介します。
・たくさん炊いたご飯は味がよい。
これはどなたも経験ずみと思います。最近は小家族で、カップで1,2杯ということも多いでしょうが、これではお米の味は発揮できないはずです。これは炊きあがって蒸らすうちに少量だと冷めやすく、ホカホカご飯にならないからといわれています。ご飯は炊き立てのホカホカが一番おいしいのです。
しかしだからといって、炊飯器の釜一杯にご飯を炊くこと(張り釜)はよくなく、釜の八分目が理想量です。
・浸水時間
浸水時間は1〜2時間は必要です。急ぐときはぬるま湯で浸水すると時間を短縮できます。
・水加減
ご飯を炊くときの水加減は、米の容量の2割増です。新米の場合はやや少なくし、米と同量から1割増しで炊いてみてください。
古米の場合は3割増しといわれています。
・炊きあがり
ご飯が炊きあがり、10〜15分間蒸らしたら、かならず上下に軽く切るように混ぜてください。
蒸らし時間ですが、炊きあがってすぐに蓋をとることは厳禁。逆に30分以上も蒸らし続けることも禁物、蓋についた水滴がごはんの上に落ちて水っぽくなってしまいます。
<番外編>
・カルシウムを添加してご飯を炊く。
健康ブームでカルシウムを飲んでいる方も多いと思いますが、これを粉末にし、水漬けのときに少量加えて炊くと美味しくなります。私もためしたことがあります。でもこれは邪道ですね。
<究極の美味になる、熱湯炊きの方法を紹介しましょう。>
米を洗って水に浸し、2時間くらい吸水させます。これをザルに上げて水気をきり、浸水前の米と同量の熱湯で水加減をします。そしてすぐに炊飯器のスイッチをオン。
この方法は、初めチョロチョロを省略し、中パッパッから始めるやり方です。
昔から、おいしいご飯は米粒が立っており、表面にブツブツと”カニの穴”があいているといわれていますが、これは強い加熱を続けることにより蒸気が勢い良く吹き上がって起こる現象。熱湯炊きはこの蒸気の吹き上がりが強くなる炊き方なのです。
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ご飯がおいしくないのはお米のせいだと米を疑う前に、おいしく作るための気配りは大丈夫だったろうか、ということもチェックしてみて下さい。 そして、ご飯を食べたときに、どんな人が作った米なんだろうと思いをめぐらせていただけたなら、幸せです。 |