全校朝会

校 長 近 江 和 芳

 三大行事の一つ文化祭が好天に恵まれ、保護者や地域の方々に多数お越しいただき無事終了しました。9月から
の打ち合わせ、また、前日準備、早朝からのバザーの準備等PTAの方々のご協力ご支援に対して、感謝の念で一
杯です。ありがとうございました。

 さて、学習発表会のあいさつの折に新穂地区の小中学校で家庭学習について共通歩調で取り組む話をしました。
家庭での教育は、教育の出発点であり、基盤です。最近読んだ本の中に、生活習慣に関する記事がありました。紹
介したいと思います。それは、前橋 明 早稲田大学教授の「子どもの生活リズムに関する研究」からのものです。要
約すると、次のような内容です。

 (1) 一日の睡眠時間の変化
     赤ちゃんの時代は、寝たり起きたり1日16時間くらい寝る。日中の光の刺激で脳内に昼夜のリズムがインプ
    ットされる。今の建物の構造で刺激差がなくなり、感覚のかく乱が起こっている。1歳くらいでは、1日中テレビ
    がついていて、夜も昼も光の刺激を受ける。2歳くらいでは、ビデオ操作を覚えて、操作時間が多くなる。保育
    園に入るころは昼夜のリズムがおかしくなっている。
 (2) 就寝時刻も遅くなっている。
     今、夜10時過ぎに寝る児童が4割いる。睡眠の乱れは体温のリズムに大きく影響する。通常一番体温の高
     いのは午後3時ころで、活動力が旺盛になる。体温の低いときは機能が低下する。遅寝遅起は体温リズム
     が後ろにずれる。昼ボーとして夜にピークがきて、ぐっすり寝られなくなる。そうすると、@注意力がない。
     Aじっとしていられない。B物事が気にかかってそわそわする。つまり、授業に入っていけない子が多くなる。
 (3) 早起きで環境
     食後、最低30分くらいゆとりを与えると排便がスムーズになり、生活のリズムがきちんととして一日を
   を通して力を発揮できる。

 朝のスタートをすかっとさせて、子どもを送り出すことが保護者の役目です。規則的な生活が身体によいのは分かっています。実行が難しいものです。早起き一つに絞って取り組むのも一つの方法かと思います。

 当校児童もさることながら、中越地震で車中泊や避難所の生活を余儀なくされ、度重なる大きな余震におびえている子どもたちを思うと胸が痛みます。一日も早く安眠でき、再開された学校生活を送れるよう願っています。

 (全校朝会より)