明治の終わり、創業者は小さな製材工場を営んでいた。その頃の佐渡に基盤整備はまだまだ手つかずの状態で、島民はことあるごとに困り不便な思いをしていた。河川はよく氾濫し、床下・床上浸水や米などの農作物の収穫も安定せず多くの人々は貧しい生活を強いられていた。 「このままではいつまでたっても佐渡は豊かにならない。」 これが、創業を決意させる念いとなった。 創業者は災害復旧や社会資本を整えるために、自分の工場の木材を建設資材に利用できるのではないかと考えた。事業を起こし人を雇用することにより島民に働く場を与え、安定した生活を送ってもらいたいと願った。 こうして遠藤建設は明治44年に創業されたのである。 佐渡の未来を純粋に思う心が創業者にはあった。自分たちの子や孫のためにもっと住みやすく豊かな島にしたいという、創業者の祈りこそが私たちが決してわすれてはならない創業の精神なのである。 |
建設技術とは単なる専門知識や専門技術のみをいうのではありません。ひとつの工事を完成させるためには様々な分野の知識・能力が必要になってきます。それらをバランスよく発揮するには人間性の向上が求められるのです。 我が社は我々の技術を佐渡という地域全体の発展のために活かし、島民の物心両面にわたる豊かさと安心を創りだすため、その技術とともに人間性の向上を目指し日々努力していかなければなりません。 |
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